完全に遅刻しました、文を書くのはどうにも苦手
響の話をしても面白くないだろうし、書き始めると際限がない上どこから書くにも困り者なので今日はギャンブルやパチスロの話でもしようかと、あくまであんまり知らない人向けです
と言っても”負け方”のお話なので教訓程度に耳に挟むぐらいでお願いしますね
ギャンブルでお店(胴元)が成り立っている以上お店(胴元)側に収益があるのは当たり前の話で、これが控除率や機械割といった言い方をされていて
これがどういうものかというと、ヨーロピアンスタイル(1~36と0の出目を持つ)ルーレットの一点賭けで説明するとわかりやすいですね
ルーレットには出目が1~36と0の37通りありますが一点賭けのオッズ(勝った時の倍率)は36倍です
こうなるとプレイヤーは出目とオッズの差の1/37(%に直すと2.7%)の期待値を一回のゲーム毎に損する計算になりますので胴元はそれを収入とすることができ、経営が成り立つわけでして。これが控除率になります
この控除率が具体的にどういう数字になっているかというと
・宝くじ(55%)
・toto(50%)
・競馬、オートレース(20-30%)
・パチンコ(まちまちすぎるけれども10-20%ぐらい)
・パチスロ(5%)
になるらしいです、勝ったり負けたりがあるので体感しづらい話ではありますがギャンブルに金を突っ込むと確率上では突っ込んだ額にこの%をかけた額を損して負ける仕組みになってます。ギャンブルはやめましょう
それでも俺は勝ってるんだっていう話をされると確率の収束だの期待値の発散だのややこしい話をしないといけないのでその辺はシカトすることにします
ここでパチスロがあまり負けなさそうだな、やるならこいつにしようと思ってる人に想像以上にパチスロで負ける仕組みを伝えて終わろうと思います
RPGなんかでスロットゲームを回したことがある方はご存知だと思いますがスロットには小役といったものが存在し、当たりだ!というイメージのような大量のメダルが出てくるとき以外にも3枚やら7枚やら時々数枚のメダルが出てきたりします
これがけっこう曲者で、一万円でギャンブルをしたら控除率5%を引いた9500円が返ってくるという考え方をした場合に9500円の中にこの小役分の少量のメダルが含まれてしまいます
それがチリツモで信じられない額になったりしてまして、パチスロのメジャーな機種で調べたところ1万円分をスロットを回した時に小役だけで貰える金額は5000円くらいになっちゃうんですね、今改めて電卓で計算した自分が一番信じてないです怖いです
それがあるから当たりの確率が低くなってしまい「当たるまで!」という気持ちでパチスロを打つと入れるお金が嵩んだり(その場合スロットを打つお金の目安は1万円から7万円ぐらい)、ダイレクトに70-80%で返ってくる競馬なんかと比べると一回の当たりの時に返ってくるお金が少なく感じられますので当たりを引いてももっと勝ちたいとついつい続ける人は多いです
さらに!この小役で得たメダルはそのまま当たりのためにガンガン使われますので1万円でギャンブルをしていたつもりが小役分のメダルも併せると1万6000円でギャンブルしていた!というのは普通のことになりますのでその分控除率で損してしまう額も増えますし、当たりのメダルを全部スるかもう一回当たるまでやる!という打ち方までやりだすと1万円のギャンブルがいつの間にか2万円のギャンブルになるなど実質的な控除率が倍の10%になったりもっと増えたりもします
それでもまだ控除率10-15%ぐらいだしギャンブルをやるならパチスロの方が…って思っていても初心者は技術介入だとか知識介入だとか小難しい話でさらに控除率が増やされてます、なんだかんだ20%くらいにされるでしょうし理解できる頃にはけっこうな額をスってるでしょう
結局どのギャンブルをやってもけっこうな額の損が前提になってしまうのでやらないのが一番ですしやるにしても尻に火がつくほどの額は絶対に賭けないように、やるとしても懐から消えて痛まない範囲に
また大きく勝ってもあまり浮かれて羽目を外しすぎないようにしましょう、理論上は勝った以上の手痛い負けを貰うようになっていますので本当にお気をつけて
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